敗戦つまり、不合格

 
 福祉住環境コーディネーターの受験は、直前に3級も受ける事が、裏目に出て、2,3級供不合格という最悪の結果を招いてしまった。

 7月12日に[ユーキャンの第16回福祉住環境コーディネーター検定試験の2,3級の解答速報]による、自己採点によると、3級第1分野35点、第2分野37点、総合点72点だが、第2分野の得点が、
66.1%で不合格。2級は、63点で不合格。

試験前日、弱点でもあり山も張った[脊椎損傷]と[脳血管障害]が、まともに出題されたが、3級を受験してしまった為、丸暗記した[脊椎損傷のレベル]など、完璧に記憶に残っておらず、玉砕。短期記憶が苦手な老人の特性、丸出しじゃないか。

 ホームヘルパーの修了表取得の為、約7万円、福祉相談専門員の修了表取得の為、約2万円、福祉住環境コーディネーターの予備校や参考書、E_lerningの為、約8万円をドブに捨てた形になった。

 わずかばかりの、ホームヘルパーの経験で、施設でのホームヘルパーの適正が、自分(高嶺)には、無いことが、わかった。施設の休みの無い働き方、低待遇。どれをとっても、施設でのホームヘルパーは、もうやりたくない。(私の場合は、実習をやった、認知症専門の[特別養護老人ホーム]、もっと、待遇のいい施設もあるのかもしれないが・・・)

 だいぶ前、今年の冬の頃、ある[うつ病者の超小規模な集会]に参加したら、介護福祉士の施設で働いていた青年が、「うつ病で休職している」と、話していた。驚いたことに彼は、一人暮らしだが、テレビも無くラジオだけで生活しているというのだ。

 話が、変な方向にそれてしまったが、福祉住環境コーディネーターの資格を取得しても、特養でのホームヘルパーになりたくないのだから、役に立たない。親戚に工務店が少し大きくなっただけの建設会社があるが、あいにく、5年間の間に少し働かせてもらったが、うつ病の為、解雇されてしまったこともある。

 資格は、友人に薦められて、勉強したのだが、友人を恨んではいない。この資格は、仕事に生かせなくとも、後期高齢者となる両親や、やがて、近い将来、自分も老人に確実になるので、とっておいても損は無いのだが・・・。

 くやしいが、介護保険の制度も今年から改正されたので、多分テキストも改定されるだろう。11月の次期試験に雪辱を果たす気力は、今の所無い。